日常の様子・感染症
日常の様子
ある日の昼食は、いなり寿司でした。どのユニットでも利用者様が、手際よく寿司を丸め、いなりの中に詰めていかれました。
字を書くことが上手な利用者様は、今年の干支『亥』の字を毛筆で書いて下さいました。
感染症
◆インフルエンザが流行しています。
予防には、ワクチン接種が効果あります。1回の接種で、約5か月間効果が期待できますが、インフルエンザ感染を防ぐ事は難しいです。しかし、感染した場合、重症にならないと言われています。大切なのは「予防」です。
①外出から帰ると必ず手洗い・歯磨き・うがいが効果あります。手洗いは、石鹸で30秒位を目安に、爪の先、手の平をこすり合わせます。次に、指と指の間・手の甲・手首もこすり合わせる様に洗うと有効です。
歯磨きは、口の中の細菌を取り除ぎ、うがいも「ブクブクうがい」ではなく「ガラガラうがい」が有効です。手洗い・うがいをすることで細菌・ウイルスを取り除くことが出来ます。
②室内の環境も大切です。暖房が入り乾燥した室内は、ウイルスにとり居心地が良くとても住みやすい環境です。加湿器やバケツに水を入れ置くなどして、湿度を50~60%に保つと有効です。小まめに換気を行い、空気を入換える事も有効です。
③マスクの使用も有効です。咳・くしゃみをすると「しぶき」となり2m位先まで飛び散ると言われます。これを周囲の人が吸い込む事で感染します。症状があればマスクを使用し、人が多い所に出掛ける時もマスクをしましょう。マスクを取り除く時は、耳にかかったゴムを持ち外すと良いそうです。
④自分の免疫力を高めることも大切です。食事にキノコ類、特にマイタケが効果あると言われています。冬の定番鍋料理以外にもキノコ料理はどうでしょう。
◆ノロウイルスについて
ノロウイルスは感染力が強いです。感染された方の嘔吐物、便にはウイルスがたくさん含まれています。そのウイルスを吸い込んだり、素手で触ったりする事で感染します。
①嘔吐物はゴム手袋をして、ペーパータオル等で周囲から包み込む様に静かにぬぐい取ります。すぐにビニール袋に入れます。
②ぬぐい取ったら塩素系(ハイター)で拭き取ります。消毒液の作り方は、500㎖のペットボトルにハイターをキャップ3杯です。
③嘔吐物や便が付着した衣類、シーツは、消毒液の付いたタオルで拭き取り、タオルはビニール袋に入れ処分します。
衣類は、85℃で1分以上の加熱、または消毒液(ハイターを2Lのペットボトルにキャップ2杯)に30分以上浸し、他の物と分けて洗います。
④トイレの便座、ドアノブ、手すりを拭く消毒液も2Lのペットボトルにキャップ2杯のハイターです。
⑤処理が終われば石鹸で丁寧(外出後の手洗いのように)手を洗います。