認知症について園内研修を行いました・職員紹介
認知症について園内研修を行いました
(1)「肺炎」という病気があるように「認知症」は病気であると理解する事が大切
(2)脳の神経細胞は１４０億個あるが、一日１０万～２５万個死滅し、一年で１億個、８０年生きれば８０億個死滅します。現在、日本人の平均寿命は男性８０歳、女性８７歳と超高齢化社会となりました。高齢化が進み、長生きをすればするほど神経細胞が死滅します。その結果認知症になる可能性が高くなると言われています。２０２５年問題も危惧されています。７５歳以上の高齢者の五人に一人、６５歳以上の高齢者の四人に一人が認知症（軽度を含む）になる可能性があると言われています。認知症当たり前の時代がすでに来ていると自分自身の事として考えなくてはいけないと学びました。
認知症の症状としては
・物忘れの為、何度も同じことを話されたり、何度も聞いてこられる。
・「財布が無くなった。どこを捜しても無いけどあなたが盗ったでしょ」と、家族を疑う。
・「今から仕事に行く」と一人歩きをされるなど様々な症状があり、日常生活に支障をきたします。
その時どう対応したら良いか困りますが、対応する時に大切な事は、認知症の方を現実の世界に対応させようとするのではなく、認知症の方の話される世界を理解してそのまま受け止め、私達がその世界に合わせる。ラジオの周波数を少しずつ合わせ感度を良くするように、チューニングして相手の方の話、歩調に合わせる事。そして「もし私が対応されるならどうして欲しいか?」と、相手の立場に立って考え、歩調を合わせながら、対応することが大切であると学びました。
職員紹介
曽田 映美
１１月２７日からサクラとモクレンユニットに勤務しています。
まだ覚えることが沢山あります。
利用者様の安全を見守りながら、優しい、丁寧な介護を心がけ地域の方ともふれあいながら、家庭的な雰囲気にしたいと思います。
